カードローンは低金利で借りるほど返済総額が抑えられます。
表示されている金利が低いカードローンを選んでも、借り方によっては利息を減らせません。
お金を借りる期間が短い人は、金利よりも無利息期間を重視した方が低金利になるケースも。
しっかり吟味し、自分に合ったカードローンを選びましょう。
低金利カードローンはどのように選べばいいのか、厳選したおすすめ10社とともに紹介します。
目次
- 1 おすすめ低金利カードローンランキングベスト10!利息が安いのを比較して選べる
- 1.1 三井住友カード カードローンは手厚い金利引下げサービスあり
- 1.2 JCBカードローン FAITHは銀行並みの低金利に無利息期間もある
- 1.3 プロミスは返済とアプリログインでVポイントが貯まるからお得
- 1.4 レイクは5万円以下の借り入れを180日間無利息にできる
- 1.5 みずほ銀行カードローンは低金利で100万円借りたい人におすすめ
- 1.6 イオン銀行カードローンは年中無休で審査実施!カード受け取り前の融資も可能
- 1.7 住信SBIネット銀行カードローンは証券口座保有でさらに低金利になる優遇あり
- 1.8 auじぶん銀行カードローンは借り換えしたい人が低金利になる
- 1.9 三菱UFJ銀行カードローン バンクイックは低金利でATM手数料も無料
- 1.10 ベルーナノーティスは14日間無利息が何度でも適用される
- 2 低金利カードローンは選び方と使い方次第で利息を安くできる
- 3 低金利なカードローンの選び方!希望条件別3パターン
- 4 低金利なカードローンで支払う利息をシミュレーションで解説
おすすめ低金利カードローンランキングベスト10!利息が安いのを比較して選べる
おすすめの低金利カードローンを選びたいなら、表示金利の低さだけで選んではいけません。
低金利なカードローンは、以下の5つのポイントを多く満たしています。
- 上限金利が低い
- 無利息期間がある
- 優遇で金利引き下げが可能
- お得なキャンペーンがある
- 利息削減につながるサービスがある
返済が長期になるなら、金利が安い利息削減できるカードローンを選びましょう。
借りてすぐに返済する予定なら、無利息期間ありを選ぶと利息0円で完済も可能に。
新規入会キャンペーンを行っていれば、お得な特典をゲットできるチャンスもあります。
カードローンで低金利となる目安は、利息制限法を下回る金利で借りられるかどうかです。
一 元本の額が十万円未満の場合 年二割
二 元本の額が十万円以上百万円未満の場合 年一割八分
三 元本の額が百万円以上の場合 年一割五分
引用元:e-GOV|利息制限法
多くの消費者金融で、限度額100万円未満の上限金利は18.0%です。
金利3.0%~18.0%のカードローンなら、新規申込者に適用される金利は基本的に上限の18.0%だと考えてください。
限度額100万円以上では、利息制限法により金利は最高15.0%まで引き下げられます。
低金利なカードローンと言える目安は以下の通りです。
限度額100万円以上:上限金利14.0%以下
金利は高めでも、無利息期間やポイントサービスで実質低金利になるカードローンもあります。
低金利となる条件を多く満たしたカードローンについて、ランキング形式で紹介します。
即日融資や借り換えへのおすすめ度もあわせてチェックし、自分にぴったりのカードローンを選びましょう。
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三井住友カード カードローン | JCBカードローン FAITH | プロミス | レイク | みずほ銀行カードローン | イオン銀行カードローン | 住信SBIネット銀行カードローン | auじぶん銀行カードローン | 三菱UFJ銀行カードローン バンクイック | ベルーナノーティス | |
上限金利 (100万円未満) |
15.0% | 12.5% | 17.8% | 18.0% | 14.0% | 13.8% | 14.79% | 17.4% | 14.6% | 18.0% |
上限金利 (100万円以上) |
12.4% | 12.5% | 15.0% | 15.0% | 12.0% | 13.8% | 14.79% | 12.5%※カードローンau限定割 借り換えコース | 14.6% | 15.0% |
無利息期間 | 最大3か月 | 最大2.5か月 | 30日 | 最大180日 | なし | なし | なし | なし | なし | 14日 ※繰り返し利用可 |
金利優遇 | 〇 | × | × | × | 〇 | × | 〇 | 〇 | × | × |
キャンペーン | – | – | 〇 | – | – | – | 〇 | 〇 | – | – |
利息削減 | ◎ | ◎ | ◎ | × | × | × | × | × | × | × |
即日融資 | 〇 | × | 〇 | 〇 | × | × | × | × | × | △ |
借り換え・おまとめ | 〇 | 〇 | △ | △ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ ※借り換えのみ |
◎ | × |
三井住友カード カードローンは手厚い金利引下げサービスあり
公式サイト | https://www.smbc-card.com/nyukai/loan/index.jsp |
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金利 | 1.5~15.0% |
限度額100万円の上限金利 | 12.4% |
無利息期間 | 最大3か月 |
金利優遇 | 振込専用タイプ(※1)を選べば最大0.6%金利優遇 |
キャンペーン | – |
利息削減 | 遅延なく返済すれば毎年0.3%金利引き下げ(最大1.2%まで) |
即日融資 | 可能(最短5分※2) |
借り換え・おまとめ | 可能(年収の3分の1以内) |
※1カードレスタイプをご希望の場合、「オンライン口座振替設定」画面遷移後、50分以内に「オンライン口座振替設定」及び「キャッシングのご契約内容確認」を完了し、「お申込手続き完了」画面まで進める必要があります。
※1上記の設定が難しい場合は、カードタイプの申込をおすすめします。
※2最短5分発行は、新規契約時点でのご利用枠は50万円でのお申込みとなります。
※2最短5分発行 受付時間:9:00~19:30
三井住友カード カードローンは、特別な条件を達成しなくても金利を引き下げやすく、契約後もさらに低金利にできます。
申込時、カード発行なしの「振込専用タイプ」を選ぶだけで0.6%も引き下げ可能。
上限金利は限度額100万円未満なら14.4%、100万円以上なら11.8%となります。
三井住友カード カードローンは、遅延なく返済するだけで翌年(2年目)に0.3%金利が引き下げられます。
増額申請をしなくても5年目には当初から最大1.2%も低金利で借入可能。
少額融資でも上限金利は13.2%、100万円以上は10.6%と利息の大幅節約につながります。
三井住友カード カードローンは、低金利なだけでなく最大3か月の無利息期間もあるのが大きなメリット。
申し込みから最短5分で融資可能なため、今すぐ借りて利息0円のうちに完済したい人にも向いています。
短期なら無利息、長期なら金利引下げ適用もあり、どのような利用方法でも低金利で借りられるカードローンです。
JCBカードローン FAITHは銀行並みの低金利に無利息期間もある
公式サイト | https://www.jcb.co.jp/loancard/faith.html |
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金利 | 4.4%~12.5% |
限度額100万円の上限金利 | 12.5% |
無利息期間 | 最大2.5か月 |
金利優遇 | なし |
キャンペーン | – |
利息削減 | 5万円まで・翌月1回払いなら金利5.0% |
即日融資 | 不可 |
借り換え・おまとめ | 可能(年収の3分の1以内) |
JCBカードローン FAITHは上限金利が12.5%しかなく、大手消費者金融と比較すると5%以上も金利が低いです。
少額融資でも低金利で借りられ、無利息期間も最大2.5か月間あり利息を最小限に抑えられます。
学生やパート・アルバイトの人は申し込めないため、社員として安定収入を得ている人で金利の低さを重視したい人向きです。
JCBカードローン FAITHには「キャッシング1回払い」があり、限度額5万円・金利5.0%の条件で借入可能です。
毎月15日締め・支払いは翌月10日となるため、返済までの猶予は23~56日。
5万円を12.5%と5.0%、一般的な上限金利の18.0%で借りて30日以内に返済する場合の利息は以下の通りです。
利息 | 差額 | |
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5.0% | 205円 | – |
12.5% | 513円 | ₊307円 |
18.0% | 739円 | ₊534円 |
翌月に一括で返済できそうなら、1回払いも活用して賢く利息を節約しましょう。
JCBカードローン FAITHは、限度額149万円まで上限金利が変わりません。
限度額150万円を超えると上限金利は10.5%と大きく引き下げ可能。
100万円借入希望なら、限度額150万円で申し込むとより低金利で借りられる可能性があります。
限度額が上がるほと審査は厳しい傾向です。
安定収入を得ている人は、金利が下がる限度額での申し込みも検討しましょう。
プロミスは返済とアプリログインでVポイントが貯まるからお得
公式サイト | https://cyber.promise.co.jp/APA01X/APA01X01 |
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金利 | 4.5%~17.8% |
限度額100万円の上限金利 | 15.0% |
無利息期間 | 初回利用の翌日から30日間※1 |
金利優遇 | なし |
キャンペーン | 初めての契約でVポイント最大1,000ポイントプレゼント |
利息削減 | 利息200円につき1ポイント付与 月に1回アプリログインで10ポイント付与 ※いずれもVポイント |
即日融資 | 可能(最短25分※2) |
借り換え・おまとめ | 可能(年収の3分の1以内) |
※1メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
※2お申込みの時間帯によって、当日中のご融資ができない場合があります。
プロミスは、返済やアプリログインでVポイントが貯まるカードローン。
Vポイントは1ポイント1円として買い物で利用でき、三井住友カードのポイントとも合算可能です。
利息200円の支払いにつき1ポイント貯まるほか、アプリログインでも月に10ポイント獲得可能。
金利は低くないものの、ポイントバックでお得さが実感できます。
20万円借りた場合、初月の返済で発生する利息は約2,900円です。
1ヶ月で利息から獲得できるのは14ポイント、32か月で完済する場合の総ポイント数は約250ポイントとなります。
月10ポイントのアプリログイン特典も加えると、完済までに570ポイント獲得できる計算。
入会特典の1,000ポイントも含めると、合計1,570円分がお得です。
大手消費者金融の無利息期間は契約翌日スタートが一般的です。
契約当日に借り入れなければ、無利息期間が無駄になります。
プロミスの無利息期間は利用するまで換算されません。
契約の1か月後に初めて借り入れても、無利息期間は利用の翌日から30日間あります。
無利息期間を最大限利用したいなら、適用されるのが「利用翌日から」のプロミスを選びましょう。
レイクは5万円以下の借り入れを180日間無利息にできる
公式サイト | https://lakealsa.com/ |
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金利 | 4.5%~18.0% |
限度額100万円の上限金利 | 15.0% |
無利息期間 | 契約の翌日から60日間または5万円まで180日間※ |
金利優遇 | なし |
キャンペーン | – |
利息削減 | なし |
即日融資 | 可能(最短25分) |
借り換え・おまとめ | 可能(年収の3分の1以内) |
※初めてなら初回契約日から無利息
※無利息期間経過後は通常金利適用
※30日間無利息、60日無利息、180日間無利息の併用不可
※ご契約額が200万円超の方は30日間無利息のみになります
【60日間無利息】
※Webで申込いただき、ご契約額が1~200万円の方
※Web以外で申込された方は60日間無利息を選べません
【180日間無利息】
※契約額1万円~200万円まで
レイクは、最大180日間の無利息期間を利用すると低金利で借りられるカードローンです。
無利息期間は自分に合ったタイプを選択可能。
- Web申込限定で契約の翌日から60日間、借入額の全額無利息
- 契約の翌日から180日間、借入額のうち5万円までが無利息
どちらを選んでもカードローンの中ではトップクラスのため、無利息期間を特に重視したい人に向いています。
10万円を24か月かけて返済するケースで、低金利カードローンと利息額の差額を比較しました。
24回で完済した場合の利息総額 | |
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金利12.5% | 13,528円 |
180日間5万円まで無利息 | 14,340円 |
60日間無利息 | 15,418円 |
金利18.0%(無利息期間なし) | 19,808円 |
180日間無利息を選べば、金利12.5%で借りたときとの差額はわずか800円程度。
審査が厳しい低金利カードローンを選ばなくても、無利息期間の利用で十分に利息を減らせます。
無利息期間のないカードローンと比較すると、5,000円以上の利息節約効果も。
消費者金融カードローンで利息を抑えるなら、無利息期間は欠かせません。
長期の無利息期間中、限度額の範囲内で何度借りても無利息が適用。
一時的にお金が足りない人や、なるべく金利を低く抑えながらゆっくり返済したい人に向いています。
一括返済は無理でも、無利息での返済にこだわる人はレイクを選びましょう。
みずほ銀行カードローンは低金利で100万円借りたい人におすすめ
公式サイト | https://www.mizuhobank.co.jp/retail/products/loan/card/index.html |
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金利 | 2.0~14.0% |
限度額100万円の上限金利 | 12.0% |
無利息期間 | なし |
金利優遇 | 住宅ローン契約者:-0.5% |
キャンペーン | – |
利息削減 | なし |
即日融資 | 不可 |
借り換え・おまとめ | 可能 |
みずほ銀行カードローンは、100万円以上の上限金利は12.0%と他社カードローンと比較すると低金利です。
100万円未満で可決となっても上限金利は14.0%と低め。
少しでも金利を抑えて低金利で借りたい人に向いています。
住宅ローン契約者なら0.5%の金利優遇があるため、対象の人は借入先の候補にしたいカードローンです。
みずほ銀行カードローンは、銀行キャッシュカードにローン機能を加えた「キャッシュカード兼用型」を選択できます。
ローンカードの郵送がないほか、残高不足を自動的に補う「自動貸越機能」もメリット。
残高不足による引き落とし不能を防げるため、慌てて借り入れしたり入金したりする手間が省けます。
みずほ銀行では、通常ATM利用は110円~220円の手数料が発生します。
みずほマイレージクラブに入会し、カードローン残高があると翌々月のATM手数料が無料に。
コンビニにあるイーネットATMも月に3回まで手数料が無料になります。
現金派でも、利息も余計な出費も抑えながらの借り入れが可能です。
イオン銀行カードローンは年中無休で審査実施!カード受け取り前の融資も可能
公式サイト | https://www.aeonbank.co.jp/loan/card_loan/ |
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金利 | 3.8%~13.8% |
限度額100万円の上限金利 | 13.8% |
無利息期間 | なし |
金利優遇 | なし |
キャンペーン | – |
利息削減 | なし |
即日融資 | 不可 |
借り換え・おまとめ | 可能 |
イオン銀行カードローンは、銀行系ながら年中無休で審査を行っていて、借り入れまでがスピーディー。
カードが届くまで5日程度、急ぎなら審査完了後に1回のみ振込で融資を受けられます。
銀行ならではの低金利で、なるべく早く借りたい人向きです。
普段からイオン系金融サービスを利用しているなら、返済はイオン銀行口座からの自動引き落としにするのがお得。
カードローン契約でイオンMyステージのランクアップに貢献するため、ステージアップで預金金利を上げられます。
イオンカードの利用やネットバンク登録、給与受取口座指定などスコアを上げると、預金金利は最大で0.1%に。
資金管理次第で、カードローンを利用しながらリスクを上げずにお金を増やせます。
住信SBIネット銀行カードローンは証券口座保有でさらに低金利になる優遇あり
公式サイト | https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/card-loan/ |
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金利 | 1.59%~14.79% |
限度額100万円の上限金利 | 14.79% |
無利息期間 | なし |
金利優遇 | ミライノカード所有₊同銀行の口座引き落とし設定:-0.1% SBI 証券口座保有または住宅ローン残高あり:-0.5% |
キャンペーン | 新規契約で1,500円相当のポイントプレゼント |
利息削減 | なし |
即日融資 | 不可 |
借り換え・おまとめ | 可能 |
住信SBIネット銀行カードローンは、関連金融サービスの利用で金利が引き下げられます。
中でも達成しやすいのが、SBI証券口座の開設。
契約後でも、開設次第翌月から金利が引き下げられます。
住信SBIネット銀行のクレジットカードであるミライノカードも所有すれば、金利引下げ幅は最大0.6%と大きいです。
住信SBIネット銀行カードローンでは、常時1,500ポイントがプレゼントされる新規契約者向けキャンペーンを実施中です。
対象は住信SBIネット銀行の通常支店に口座を持ち、カードローンに新規で申し込んだ人。
ポイントは1ポイント1円で現金に交換できるため、金利引き下げとの併用でより低金利なカードローンとなります。
auじぶん銀行カードローンは借り換えしたい人が低金利になる
公式サイト | https://www.jibunbank.co.jp/products/loan/ |
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金利 | 0.98%~17.5% |
限度額100万円の上限金利 | 12.5%(借り換えコース) |
無利息期間 | なし |
金利優遇 | auIDを持っていると-0.1% auID所有₊借り換えコースなら-0.5% |
キャンペーン | 新規入会で1,500ポイントプレゼント 契約翌月末の借入残高に応じて最大10,000ポイントプレゼント |
利息削減 | なし |
即日融資 | 不可 |
借り換え・おまとめ | 可能・専用コースあり |
auじぶん銀行カードローンは、借り換えなら低金利になるカードローンです。
auIDを取得して借り換えコースで契約できれば、通常金利よりも最大0.5%の優遇が受けられます。
借り換えコースの限度額100万円での金利は12.5%。
金利18.0%の消費者金融から複数借りている場合、借り替えに成功すれば大幅に利息を減らせます。
借り換えでどれだけお得になるかシミュレーションで検証
消費者金融での借り入れをauじぶん銀行カードローンで借り換えると、どの程度お得なのか検証します。
今回は金利18.0%で80万円借りている人が3年(36回)かけて返済するケースで比較しました。
毎月返済額 | 利息 | |
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金利18.0% | 約28,900円 | 241,176円 |
auじぶん銀行カードローン(金利12.5%) | 約26,700円 | 163,452円 |
借り換えれば利息は約77,000円も節約でき、毎月の返済額も2,000円ほど減らせます。
借入元が複数あれば、返済にかかる負担はさらに軽減可能。
低金利で借り換えたい人は、お得な専用コースのあるauじぶん銀行カードローンを検討しましょう。
三菱UFJ銀行カードローン バンクイックは低金利でATM手数料も無料
公式サイト | https://www.bk.mufg.jp/kariru/banquic/index.html |
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金利 | 1.8%〜14.6% |
限度額100万円の上限金利 | 14.6% |
無利息期間 | なし |
金利優遇 | なし |
キャンペーン | – |
利息削減 | なし |
即日融資 | 不可 |
借り換え・おまとめ | 可能 |
三菱UFJ銀行カードローン バンクイックは、ATM手数料など利息以外の出費も抑えられるのがポイント。
無料で利用できるATMは三菱UFJ銀行だけでなく、コンビニ設置のATMも対象となります。
- セブン銀行
- ローソン銀行
- イーネットATM
全国どこにでもあり、夜間や早朝でも利用できて便利です。
主にATMで借り入れ・返済を行う場合、有料ATMでは利用の都度110円~220円程度出費が発生します。
金利の低さに加え、余計な出費がかからない三菱UFJ銀行カードローン バンクイックを選びましょう。
ベルーナノーティスは14日間無利息が何度でも適用される
公式サイト | https://www.b-loan.jp/guide/interest-free/ |
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金利 | 4.5%~18.0% |
限度額100万円の上限金利 | 15.0% |
無利息期間 | 借入日の翌日から14日間 前回の無利息適用借入から3か月以上経過し、完済済みなら再度14日間無利息 |
金利優遇 | なし |
キャンペーン | – |
利息削減 | なし |
即日融資 | 最短24時間以内 |
借り換え・おまとめ | 可能 |
ベルーナノーティスの無利息期間は、初回利用時だけでなく何度でも利用できるのが大きなメリット。
給料日前などに短期間の借り入れを繰り返すなら、都度無利息で完済可能です。
繰り返し利用できる条件は以下の2つです。
- 前回の無利息適用借入日から3か月以上経過している
- 無利息適用で借りた分は完済している
年に4回、14日間無利息をフル利用して利息0円で完済すると、どの程度得するのかシミュレーションしました。
借入額 | 金利18.0%で14日×4回(56日)借りた場合の利息 |
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5万円 | 1,380円 |
10万円 | 2,761円 |
20万円 | 5,523円 |
金利が設定されていれば、短期間で完済しても利息はかかります。
1回あたり14日で返しても、借入額20万円なら利息は5,000円以上と高額に。
繰り返し使える無利息期間なら、契約後数年経ってもお得が続きます。
細かく借り入れと完済を繰り返す人なら、ベルーナノーティスは低金利で借りられる穴場のカードローンです。
低金利カードローンは選び方と使い方次第で利息を安くできる
金利の低さや無利息期間など、低金利なカードローンを選ぶポイントは1つではありません。
使い方に合ったカードローンを選べば、利息削減効果はさらに上がります。
より低金利でお金を借りるために注意したいのは以下の4点。
- 無利息期間は3タイプある
- 契約後にも金利は引き下げられる可能性がある
- フリーローンの選択肢もある
- 低金利でも毎月返済額が少ないと利息が膨らむ
申込前なら無利息期間の種類、契約後なら毎月の返済額を必ず確認しましょう。
契約後に、金利が引き下げ可能かも重要です。
賢く選ばなければ低金利にならない!無利息期間の適用時期は3タイプ
短期借入で低金利にするときに欠かせない無利息期間は、適用時期が3タイプに分けられます。
無利息期間のタイプ | 主なカードローン | 向いている人 |
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契約日を起点に、または契約日の翌日から所定の期間 | 三井住友カード カードローン JCBカードローン FAITH レイク |
急ぎの融資を希望する人 |
初回利用の翌日から所定の期間 | プロミス | 必要なタイミングまでに余裕をもって契約したい人 |
一定の条件付きで何度でも利用可能 | ベルーナノーティス | 計画的に何度も無利息期間を利用したい人 |
契約日を起点に無利息期間が始まるカードローンは、急ぎで借りたい人向きです。
すぐに借り入れなければ、どんどん無利息期間が短くなっていきます。
プロミスでは、契約してもお金を借りない限り無利息期間が始まりません。
契約してから1週間後にお金を借りても、無利息期間は翌日から30日間しっかり活用できます。
ベルーナノーティスは、利用の翌日から14日の無利息期間が繰り返し利用可能です。
完済と、無利息が適用された借り入れから3か月経過しているのが条件。
他社よりも無利息期間は短いですが、定期的に利用する機会があるなら他のカードローンよりもお得です。
契約後に金利を低くする方法が3つある
最初から低金利で契約できるカードローンにこだわらず、契約後に金利を低くする方法もあります。
契約後に金利を引き下げる方法は、以下の3つです。
- 増額申請をして限度額を上げる
- 同じ会社の金融商品を契約する
- 滞りなく返済を続ける
再審査なしで金利を下げたいなら、申込前に金利引き下げサービスや金利優遇があるか確認しましょう。
増額申請で限度額を上げて上限金利を低くする
すぐにでも金利を引き下げたいなら、契約から半年以降に増額申請をしましょう。
上限金利が下がる限度額まで増額できれば、より低金利での借り入れが実現できます。
増額申請には再審査が必要なため、契約から今まで遅延なく返済できているのは必須条件。
限度額が100万円または110万円以上となると、上限金利が低くなります。
三井住友カード カードローンは、上限金利の引き下げが限度額60万円と比較的タイミングが早いです。
同じ会社の金融商品を契約して金利優遇を受ける
銀行カードローンでは、住宅ローンの契約者に対して金利優遇があるケースも多いです。
住宅ローンは高額契約のため、カードローンの金利引き下げを目的の契約は厳しいです。
金利優遇を狙うなら、大型ローンの契約なしでも金利優遇が受けられるカードローンを選びましょう。
SBIネット銀行カードローンは、SBI証券口座を開設するだけで金利-0.5%の優遇が受けられます。
遅延なく返済を続けて優良顧客になれば金利引き下げの可能性がある
順調に返済を続ければ、カードローン会社から優良顧客として金利引き下げの案内が届く人もいます。
すぐに大幅引き下げとはいかず、引き下げの基準も公表されていません。
優良顧客になって金利を引き下げたい人は、1度の滞納もせず期限内に返済を続けましょう。
三井住友カード カードローンなら、返済が順調なら毎年(最大5年目まで)0.3%の金利引き下げサービスが受けられます。
審査なしでコンスタントに金利が下がるのは大きな魅力です。
1回だけ低金利で借りたいなら銀行フリーローンも検討
カードローンは、何回も借り入れできて原則使途自由な点が便利です。
1回だけまとまった金額が必要なら、カードローンよりも銀行フリーローンを検討しましょう。
SBIネット銀行には、カードローンのほかに多目的ローンやフリーローンの取り扱いがあります。
ローンの種類 | 金利 | 使途 |
---|---|---|
多目的ローン | 2.975%~4.975% | ブライダル、歯科治療、旅行、引っ越し、エステなど ※借り換え不可 ※見積書または契約書が必要 |
フリーローン | 3.775%~12.0% | 使途自由、見積書不要 |
いずれもカードローンより低金利で借りられます。
1回借りてあとは返済するだけのため、借り入れがクセにならない点もメリットです。
カードローンと比較して融資スピードはゆっくりなため、急ぎではない人に向いています。
低金利でも毎月の返済額が少ないと利息は多額になる
低金利のカードローンで借り入れが実現しても、約定返済(毎月の最低返済)だけでは利息が多額になる可能性があります。
銀行カードローンは、残高が減ると毎月の約定返済額も減少する「残高スライド方式」が多いです。
返済後期になると借入残高が減らず、ダラダラ借り続けて利息が膨らみます。
毎月の最低返済額が2,000円まで下がるカードローンと、毎月定額返済のカードローンで利息を比較しました。
金利14.5%・借入額50万円の場合
残高スライド方式返済 | 定額返済(毎月) | |
---|---|---|
返済回数 | 198回 | 43回 |
利息総額 | 468,760円 | 143,730円 |
返済回数、利息総額とも大きな差があります。
残高スライド方式のカードローンは、積極的な追加返済を行うのが利息を抑えるコツです。
返済を自動引き落としで放置せず、早期の完済を目指しましょう。
低金利なカードローンの選び方!希望条件別3パターン
低金利なカードローンは希望条件によって異なります。
希望限度額が100万円を超えるなら、公式サイトで大きく表示されている金利はアテにならないケースも。
長期利用を目的とせず、キャンペーンでの優遇やプレゼントで実質的な低金利を狙う方法もあります。
本当に低金利なカードローンを選ぶなら、希望条件に沿った内容の会社を選びましょう。
- 借入額100万円希望の人
- キャンペーン狙いの人
- 借り換えたい人
3パターンそれぞれの条件で、カードローンの選び方やおすすめを解説します。
低金利で100万円借りたい人向けカードローンは?限度額別の上限金利に注目
低金利なカードローンで100万円借りたいなら、限度額別に設定された金利を確認しましょう。
限度額100万円の上限金利が低いカードローンランキングTOP5は以下の通りです。
カードローン | 限度額100万円の上限金利 | |
---|---|---|
1 | みずほ銀行 カードローン | 12.0% |
2 | 三井住友カード カードローン | 12.4% |
3 | JCBカードローン FAITH | 12.5% |
4 | auじぶん銀行カードローン(借り換えコース) | 12.5% |
5 | イオン銀行カードローン | 13.8% |
三井住友カード カードローンは、振込専用コースを選ぶと金利優遇により11.8%まで下がります。
毎年0.3%の金利引き下げもあり、長期的に見ても低金利で借りられるカードローンです。
限度額110万円ならさらに低金利なカードローンもあるが審査は厳しい
限度額100万円を110万円に引き上げるだけで、上限金利が下がるカードローンもあります。
限度額100万円の上限金利 | 限度額110万円の上限金利 | |
---|---|---|
三井住友カード カードローン | 12.4% | 9.8% |
住信SBIネット銀行カードローン | 14.79% | 11.99% |
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック | 14.6% | 13.6% |
上限金利が変わるタイミングは各カードローンで異なります。
限度額が上がり、金利が低くなれば審査は厳しくなる傾向です。
- 総量規制(総借入額が年収の3分の1まで)まで余裕がある
- 過去の借り入れで返済遅延を起こしていない
総量規制とは、貸し過ぎ・借り過ぎを防止するため定められた法律(貸金業法)です。
過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています(総量規制)。
引用元:日本貸金業協会
銀行カードローンは貸金業法の対象外ですが、近年は総量規制を意識した審査が行われています。
個人の年収に対する借入額の比率を1/3以内に制限する総量規制の効果として、多重債務の発生が一定程度に抑制されている状況等を踏まえ、銀行カードローンにおいても、個人の年収に対する借入額の比率を意識した代弁率のコントロール等を行うべく信用保証会社と審査方針等を協議するよう努める。
引用元:全国銀行協会|銀行による消費者向け貸付けに係る申し合わせ
返済能力を厳しく調査するため、限度額100万円以上を希望するなら収入条件は必須です。
初めての人限定キャンペーンでお得に借りられる低金利カードローン
短期間しかカードローンを利用しないなら、金利よりもキャンペーンの内容を重視しましょう。
入会でもれなくもらえるポイントがあれば、支払う利息以上にお得なケースもあります。
新規入会でポイントがもらえるカードローン
プレゼント内容 | |
---|---|
auじぶん銀行カードローン | 1,500円相当のPontaポイント |
住信SBIネット銀行カードローン | 1,500円相当のスマプロポイント |
楽天スーパーローン | 1,000円相当の楽天ポイント |
プロミス | 1,000円相当のVポイント |
残高に応じたポイント付与を行うカードローンもありますが、発生する利息よりも少ない可能性が高いです。
ポイント狙いなら、新規入会でもらえるポイントに注目しましょう。
プロミスは30日の無利息期間があるため、利息の支払い0円で完済すればプレゼント分がまるごとお得です。
借り換えやおまとめには低金利な銀行カードローンがおすすめ
借り換え目的なら、総量規制による限度額の縛りがない銀行カードローンを選びましょう。
三井住友カードやJCBなどの信販系カードローンは、貸金業法の総量規制により限度額に上限があります。
カードローンのほか、クレジットカードのリボ払いも借り換えれば利息はさらに削減可能。
借り換えコースのあるauじぶん銀行カードローンなら、銀行側が借入元に返済まで実施して手間もかかりません。
複数のカードローン残高があるなら、1本にまとめて借り換えれば毎月の返済負担も下げられます。
例えば、消費者金融2社でそれぞれ60万円、40万円ずつ借りていたのを銀行カードローンに借り換えたと仮定します。
借入額 | 毎月の最低返済額 | |
---|---|---|
A社 | 60万円 | 26,000円 |
B社 | 40万円 | 11,000円 |
合計 | 100万円 | 37,000円 |
銀行カードローンに借り換えると、毎月の返済額は以下の通りです。
借入残高100万円の毎月最低返済額 | |
---|---|
auじぶん銀行カードローン | 10,000円 |
住信SBIネット銀行カードローン | 15,000円 |
楽天スーパーローン | 15,000円 |
イオン銀行カードローン | 15,000円 |
2回あった返済が1回になり、返済額が減らせて遅延リスクも減らせます。
適用金利が今利用中のカードローンよりも上がらないよう、限度額ごとの上限金利は必ず確認しましょう。
住信SBIネット銀行カードローンのシミュレーションなら、簡単な入力項目で適用金利の目安が分かります。
低金利なカードローンで支払う利息をシミュレーションで解説
カードローンは、どれだけ低金利でも利息の支払いが発生します。
利息がいくらになるか決めるのは、以下の3つの要素です。
- 金利
- 借入額
- 返済期間
どれか1つでも数字が大きくなると利息は膨らむため、必ずしも低金利=利息が少ないとはなりません。
なるべく支払う利息を少なくしたいなら、金利について最低限の知識を持っておきましょう。
- 利息の計算方法を知る
- シミュレーションで事前に利息を予想する
- 毎月返済額に占める利息の割合を知る
具体的に利息総額が分かれば、出費が見えて借り過ぎを防ぐ効果も期待できます。
金利とはお金を借りることに対する手数料の割合
金利とは、カードローンでお金を借りる際に発生する手数料の割合を決める数字です。
金利に対して発生した手数料を利息と呼びます。
カードローンで表記される金利は一般的に「年利」。
1年間借り続けたときの利息の割合を示しています。
実際にカードローンでお金借りると、以下の計算式で1日ごとに利息が発生。
金利12.4%で100万円借りた場合、1日あたりの利息は以下の通りです。
100万円×12.4÷100÷365日=397.7円
借入残高100万円のまま30日間借り続けたときの利息も計算します。
397.7円×30日=11,931円
30日の無利息期間があれば上記の利息は0円にできます。
金利別に利息や返済回数をシミュレーション
低金利なカードローンにどれほどメリットがあるのか、借入額別に利息や返済回数をシミュレーションします。
借入額10万円・毎月4,000円返済
金利 | 総返済回数 | 利息総額 |
---|---|---|
12.5% | 30回 | 16,427円 |
14.5% | 30回 | 19,757円 |
17.4% | 32回 | 25,079円 |
18.0% | 32回 | 26,260円 |
低金利カードローンなら、返済回数は最大2回、利息は最大約1万円節約できます。
10万円の少額融資でも、金利が5%以上違うと利息の差も大きいです。
借入額が少なくても、少しでも出費を減らすなら低金利のカードローンを選びましょう。
借入額30万円・毎月11,000円返済
金利 | 総返済回数 | 利息総額 |
---|---|---|
12.5% | 33回 | 54,748円 |
14.5% | 34回 | 66,143円 |
17.4% | 35回 | 84,540円 |
18.0% | 36回 | 88,683円 |
借入額30万円で、利息の差額は最大34,000円と大きな差が生まれました。
0.6%の小さな金利差でも利息は4,000円変わります。
返済期間は3年近くになるため、途中で金利引き下げがある三井住友カード カードローンは上記よりも節約可能です。
借入額50万円・毎月15,000円返済
金利 | 総返済回数 | 利息総額 |
---|---|---|
12.5% | 42回 | 117,364円 |
14.5% | 43回 | 143,730円 |
17.4% | 46回 | 188,045円 |
18.0% | 47回 | 198,327円 |
50万円と高額な借り入れでは、利息の差額は最大80,000円以上と大きく開きました。
返済回数も最大5回の差があり、金利が低いと約半年も早く完済できます。
毎月の返済からも早く解放されるため、金額が大きいほど低金利カードローンのメリットが大きいです。
借入額100万円・毎月26,000円返済
金利 | 総返済回数 | 利息総額 |
---|---|---|
12.4% | 50回 | 281,146円 |
13.8% | 52回 | 327,782円 |
14.5% | 53回 | 352,922円 |
15.0% | 53回 | 371,743円 |
最高金利は消費者金融でも15.0%ですが、低金利カードローンと比較すると約9万円ほど利息が高額です。
元本が多額なため、わずか0.5%の差でも約2万円の差額が出ます。
少しでも低金利なカードローンを選んで、支払う利息を少なくしましょう。
借入残高が大きいうちは毎月返済額に占める利息の割合が多い
カードローンの毎月決まった返済「約定返済」には、元本への十等分と利息が含まれます。
金利15.0%で100万円借り、毎回26,000円返済するケースの利息割合は以下の通りです。
返済回数 | 元本への充当 | 利息分 |
---|---|---|
1回目 | 15,667円 | 10,333円 |
20回目 | 19,047円 | 6,953円 |
30回目 | 21,109円 | 4,891円 |
40回目 | 23,394円 | 2,606円 |
返済開始当初は利息の割合が高く、借入残高(元本)が減らないと感じやすいです。
返済額は同じでも借入残高が減れば利息も減り、40回返済する頃には効率よく返済が進められます。
途中で追加借入を繰り返せば、常に1回目の利息割合で返済が続き、借入残高が一向に減りません。
利息を減らしたいなら、安易に借り入れを繰り返さず本当に必要な時だけの利用に留めましょう。